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みんなのセクハラ事例

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仕事専用着衣がセクハラ

その他

体に触ったりするような直接的なセクハラ行為ではありませんが、着衣自体がセクハラに当たると思ったことがあります。

その当時の職場は、精密機器を扱う部署ということもあり、非常にクリーンな部屋で着衣も専用のものを着ていました。

その専用着衣は、静電気によりホコリや髪の毛が着衣に付着しないような加工のされた、薄いナイロン製の防塵服でした。

首から下がすっぽりと覆われた上下一体のタイプで、脱ぎ着は全面のファスナーでするようなデザインです。

その専用着衣の下は、インナーとTシャツだけ着用が許されていました。

女性用の着衣のみ、インナーが透けるのを防止する下地が腰から下に付いていました。

 

しかし作業内容の中には、腰をかがめたり、物を持ち上げたり、高い所に上ったりというものもあったため、薄い下地だけでは不安な思いを何度もしました。

上下一体タイプのため、女性が一番気にする腰回りを隠すことができず、逆にウエストに入ったゴムにより余計に目立つようになっていました。

 

その専用着衣は女性だけでなく男性からも「気を使う」との理由で不評でした。

最近はセクハラの定義もずいぶんと広くなり、直接的な接触がなくてもハラスメントになることもあるようです。

専用着衣はまさにそれにあたるものだという女性もいました。

 

しかし「触られた」とか「言われた」という直接的な行為がない限り、それをハラスメントと抗議するか、仕事上必要と我慢するかは、人それぞれです。

実際着衣の変更を上司に訴えるかどうかの多数決を行った際、改善を訴えたいと手を挙げた人は3割ほどでした。

残りの7割の中からは、「嫌だが我慢できる範囲」とか「全く気にならない」という意見も聞かれました。

 

改善をして欲しいと言った人の中には、その着衣を着ることに大きなストレスを感じる人もいたようです。

会社から着用を義務付けられている着衣が、その人にとっては見られたくない体の部分が露わになってしまう、セクハラを感じるものだったようです。