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みんなのセクハラ事例

セクハラ事例紹介サイト

調剤薬局で受けたお客さまからのセクハラ

私は、以前、医療事務として、ある調剤薬局で働いていました。

 

その薬局は、調剤業務だけでなく、OTC(一般用医薬品や、健康食品など)の販売にも力を入れており、500種類ぐらいのものを扱っていました。

私たちスタッフは、「インセンティブ」と言って、OTCを販売した金額によって、少し給料に手当てがついていたので、私は、頑張ってたくさん販売しようと、日々努力していました。

そして、私は、「調剤薬局だけれども、処方箋のない患者さんだって、気軽に、健康食品などの相談をしに来れるように、患者さんとのコミュニケーションを大事にしよう」と思い、患者さんのちょっとした相談ごとや他愛のないおしゃべりにも、耳を傾けるようにしていました。

 

Yさんという60代後半の患者さんは、定期的にいつも、決まった健康食品を買われる患者さんだったのですが、ある日、20個まとめ買いしてくださいました。

私は、「Yさん、お買い上げ、ありがとうございます。でも、もし、お急ぎでなかったら、来月のセールで買われませんか?二割引きになるので、お得ですよ」と声をかけると、嬉しそうに、「ああ、そうなんだ。ありがとう、そうするよ。あんたは優しいね。名前は?」と言って、私の胸元のネームを触りました。

 

私は、一瞬、ひるみましたが、「Sです。覚えてくださいね。また何かあったら、なんでも相談してください」とうまくかわしたつもりでいました。

 

それから、Yさんは、しょっちゅういらっしゃるようになり、何も買わなくても「あんたの顔を見に来た」とか、「元気ね?」と言いながらお尻に触れたり、肘で胸をつつくなどしてきました。たいがい、そういう行為は、薬局の隅の方で、何かを相談するみたいに顔をくっつけながらしてきたので、他の患者さんは、気付いていなかったと思います。

 

それでも、私は、「この方は、たくさん買われる方だから、我慢」と思って、「Yさん!昼間っから、そんなことしないでくださいよ」などと、冗談のようにかわして、絶えていました。

私が結婚による引っ越しで退職した際、引き継ぎで入社した社員に、「あの子はどこに引っ越したの?住所を教えて」と言ってきたそうです。少し苦い思い出です。